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面会交流について

面会交流とは、別居中又は離婚後に、子供が離れて暮らす親と会うことです。
片方の親と離れて暮らす子供にとっても、子供と離れて暮らす親にとっても大切な触れ合いの場となります。

 

面会交流の決め方は自由で、会う日時、場所、頻度等を具体的に決めるのが一般的ではありますが、子供の意思に従い自由に面会できるよう決めることも可能です。

 

面会交流の取り決めについて最も大切なことは、子供の権利を守ることを第一に考えるということです。
民法でもそのように定められており、子供の福祉を十分に考慮して決めるべきとされています。

 

様々な事情があって離婚に至る以上、子供を相手方に会わせることに肯定的な感情を抱いている方が多いわけではないと思います。だからといって、全く会わせないという取り決めをしてはいけないということです。

 

親の感情と子供の権利は全く別のものです。
DVが認められるような面会が子供に害を及ぼす危険があるような場合を除き、離婚する親の都合で双方の親からの愛情を受けながら育つという子供の権利を奪ってしまってはいけません。
離れて暮らしていても、自分に向けられている親の愛情を確認することで、子供は精神の安定を保ち健康に成長していけるのです。

 

逆に、子供自身が会いたくないと言っているような場合、部活や塾や友達との約束を優先させたいと言っている等の事情がある場合に、無理に面会を実現しようとすることは子供の福祉に叶っているとは言えません。

 

一般的には、月に1,2回、週末を利用して面会交流をする取り決めをしているケースが多いのではないかと思います。お子さんが小さくて、離れて暮らす親に預けてしまうのが不安だという場合には、養育する親が面会に付き添うという形を取ることもできますし、相手方に会いたくないという場合は、受け渡しの場に祖父母に行ってもらうという形を取ることもできます。

 

さらには、親族だけでは面会交流の実現が難しい場合、両者の間に入って手助けをしてくれる民間の団体もあります。いろんな方向性を探り、離れて暮らす親子の面会を実現させる方法を考えましょう。

TEL 0798-39-8557

受付時間:平日9:00~17:00


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